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2010年1月14日 (木)

ロクニィ思う

「9313、ロクサンです。9313、ロクニィお願いします~」「はい9313ロクニィですよろしくお願いします~」横川駅に到着の9313レ。後部にロクサンがつながれると間もなく無線のテストが交わされ、プッシュプル協調運転にてJR線最急勾配に挑むべく準備が着々と進められる。

私の撮り鉄原点は碓氷峠を含む信越本線にあり、カマ好きの原点はEF62,EF63にある。EF62は唯一碓氷を直通できる本務機であり、特徴的な3軸台車と丸みを帯びた優しい顔つきに親しみを覚えた。私がカメラ小僧を始めた頃にはEF62牽引の定期列車は夜行の急行能登しかなく、沿線にいながら昼間お目にかかれる機会は少ないというレア感もあった。その当時(JR化直後か)6両しかいなかったEF62は、能登の489系電車化から碓氷峠の廃止までの間に、わずか3両にまで数を減らしてしまった。

碓氷峠の廃止以来、鉄の世界から身を引いていた私であったが、縁あってEF64重連貨物の沿線に住むようになった。既に更新色ばかりのロクヨンを眼の隅っこで見ながら、ロクニ、ロクサンと比べれば汎用的な勾配線区向けのロクヨンは何も特徴ないな…と思っていたのだが。ロクヨンが重連で木曽路に挑むその姿に、あるときふと、ロクニ、ロクサンとしっかり分け合った山男のDNAを感じたのであります。

話を戻してEF62、フィルムコンパクトカメラ小僧だった私、JR化後でわずか6両だったその全てを記録していたことに最近気が付きました。一番好きだった最終ナンバー54号機は今でも横川で余生を送っており、1年に1回は訪れるようにしています。

920104_shinshu_84_001_2 920823_rainbow_nagano_002_2 931003_shinshu_84_002_2 ①41号機。急行信州84号@上田、レインボー@長野、急行信州84号@西上田

960505_yasuragi_ueda_001_2 970315_rainbow_shinetsu_003_2 970315_rainbow_shinetsu_004_2 ②43号機、やすらぎ@上田、シュプールレインボー信越@妙高高原、シュプール回送@関山

970920_sayonara_usui_001_2 920912_noto_ueno_001_2 920916_nagoyaka_ueda_001_2 ③46号機さよなら碓氷峠@軽井沢、④49号機急行能登@上野、⑤53号機なごやか@上田

910429rainbow_karuizawa_001_2 ⑥54号機急行レインボー軽井沢@軽井沢

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コメント

自分のEF62といえば、東海道・山陽本線で荷物列車の先頭になっていた頃ですが、その時は既に鉄道に興味なく楽器を片手にブカブカやっている時期でした。

デジカメが登場するまでの数十年間、撮り鉄の虫が起きだすことが無かったのですが

投稿: フジトモ | 2010年1月15日 (金) 19時31分

>フジトモさん
信越の客レ、カモレが減ってからはEF58の代替として大量のEF62が東海道・山陽本線へ回ったらしいですね…平坦線で連続高速走行するのには山男のロクニはスペックが合わず、だいぶ調子を崩したと聞いています。その荷物列車もほどなく廃止になったとか…。
信越に最後まで残りロクサンと運命を供にした6両は幸せ者だったんだな~と思います。

投稿: 大屋機関区 | 2010年1月15日 (金) 21時13分

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